ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


何度も幾何学に犯される君に
僕は何ができるかな
いつか君は二等辺三角形を産み落とし
正方形がよかったと泣くのかな


僕は外国の抽象画家のように
意図を表明することを無視してる
分かる人などいないと決め込み
平面構成で認識を曇らす


三角形は寄り添っても尖るから
人を傷つけるばかりと君は言うね
それならばいっそ殺してしまいましょうと
君は放物線の到来を諦めている


だから僕はパズルにあの子を閉じ込めた
君が狂ってしまわぬように
君よ、君こそ本当は知っているのだろう
そういう君こそ繊細で美しい円だということを




「幾何学的な子供たち」