ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


大切な思い出を救いたくて
今日も身近な現実を穢してる
汚れたその手で掴んだものは
少年時代の優しい浮遊感


掴めば当然汚れは移る
息をのんでももう遅かった
セピアモノクロと色褪せていき
もう何も教えてはくれない


過去に縛られているのではなく
ただただ幸せ過ぎた反動で
街が人が自然が家が
安らいでいたあの頃などが


そして原形をなくした追想は
誰かが安価で買い取っていった
そこにはただ汚れただけの僕が残り
スポットライトは電源を落とした




「報われないのは今から」