2012-11-03 ■ 僕は嫌いを知りました 驚くほどに身近に居ては こんなに脳みそ揺さぶり続ける とても憎くて悪い奴 僕の心を堂々と 大声上げてお邪魔する 悲鳴に似たよなその形状 そんな嫌いに出会ってました 遅れましてはこんにちは 此方はお馴染み臆病です 貴方のように大げさに 生きてはいられぬ僕なのです それから返事も待たずに逃げて 居場所と名づけた暗がりへ篭る 完璧なドアを閉めたら急に 離別の涙が止まらない 「臆病と嫌いが出会ったら」