ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


僕の泣く理由を数えます
それは思い出に眠る時
それは夢を思い出せない時
それは人影に立ち止まる時


理由は意味を作り
それを崇拝して人と成る
このままじゃこの僕も
終わった舞台に重なっていく


ああ、夕暮れが珍しく赤くて
街は火の海になりました
その炎こそ僕の意味
そして死にゆく理由かな


さて優しさの意味を溶かして
此処は境界の欠落したスープです
流動食になったこの僕に
貴方の意味を理由にして下さい




「理由と意味の逆算」