2012-10-25 ■ まどろむ意識に 取り残されて 立方体は 暗くて厳格 手を伸ばしてみる 風が指先をくすぐる だから僕は手先が生き延び 内に行くほど死んでいく 慕っていた彼は今 線路に印をつけました 行った事無い天国の話 其処で拾った足首の話 堕ちてく意識に 光は途絶えて 想うに心は きっと密室 「眠くなるまで話を聴いて」