2012-10-15 ■ 僕は世界を改悪して 自分の感性の猶予を待つ 懐かしいものは全て忘れて ただ必ず死んだ人の感性を読む 悲しいことは 露知れず 君に暗闇は似合わない それからは優しさの限界を知る 本当の不幸が美し過ぎて泣き 何処かの正義に撃ち抜かれるのを待つ 苦しいことは 人知れず 人は誰よりも花に似てる 他人の心は咲き乱れそして枯れる 地獄のようなこの世の中で在って 時々は立ち止まり自分を探す人を待つ 寂しいことは まだ知れず 「近い日の遠き夢」