ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


僕は世界を改悪して
自分の感性の猶予を待つ
懐かしいものは全て忘れて
ただ必ず死んだ人の感性を読む


悲しいことは
露知れず


君に暗闇は似合わない
それからは優しさの限界を知る
本当の不幸が美し過ぎて泣き
何処かの正義に撃ち抜かれるのを待つ


苦しいことは
人知れず


人は誰よりも花に似てる
他人の心は咲き乱れそして枯れる
地獄のようなこの世の中で在って
時々は立ち止まり自分を探す人を待つ


寂しいことは
まだ知れず




「近い日の遠き夢」