ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


心の闇とは何なのか
我を忘れて対峙する
紺色染まる狂乱も
まだまだ足りぬと考える


照らされたならよかったか
剥き出しになった醜悪に
文化人気取りのあの人は
鼻をつまんで笑ってる


僕の闇とは何なのか
人を殺すと決めた時
あの娘が壊れたあの夕べ
いつも月には逢えずいた


照らせば本当に見えるのか
もう灯りなど真っ赤な嘘で
惨めな気持ちは羽根広げ
暗いほうへと遠くへ遠くへ




「心の闇を滑空す」