ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


酷く眩しい幸せは
身体を柔らかく溶かし尽くし
そのビンに溜まった僕たちを
不幸の海に還します


この海を騒がせる人たちは
何処かみんな真面目な顔していて
頭の悪い僕などは
彼らの論争に怯えるばかりです


幸せの犠牲になった不幸に
誰が優しい声をかけてくれるの?
言語の上では正しくも
この感情論には勝算もなく


結局僕は苦手な人と
ほんの少しの大切な人
その満ち引きに擁かれて
悲しい大人への引力に圧死する




「不幸と幸福の惑星」