ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


僕の壊れた脳みそを
量り売りして街歩く
途中で見つけた目玉屋で
キレイな貴方の瞳に釘付け!


僕の壊れた心根を
安売りしては叫び果て
途中で見つけた死体屋で
ステキな貴方の骸に陶酔!


僕の壊れた感性を
叩き売りして蛆湧く前に
途中で見つけた雫屋で
フシギな貴方の涙に貰い泣き!


僕の壊れた僕自身を
売るのはあまりに忍び無い
途中で見つけた貴方にも
声などかけれず此の儘殺せ!




「リフレインする夕暮れ」