ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


感受性が足りなくて
僕には風景は灰色で
それからあの娘の事だって
ポルノな目でしか見られない


まるで紙きれでできたこの心
神様なんて残酷ね
すぐに破れて足元に
小さな波紋を残すだけ


大事なものがない事は
つまりは全て失ったって事
産まれてからの喪失は
僕を未亡人に仕立て上げる


感受性が足りなくて
無色になった僕はせめて
貴方の意味ある殺人に堕ちたい
願うのはそれだけ、それだけ



「喪失ラヴレター」