ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


雨の優しさが嫌いです
それは僕を不随にして
とても悲しい事でさえ
忘れてしまえと言うのです


僕の血液に雨粒が混ざり
少しずつ僕じゃなくなっていく
頬を伝う雨の水滴なんて
僕が笑いものになる理由なんだから


濡れた犬が泣いているよ
傘の中に入れてあげたいけど
あいにく僕には傘がなく
ベランダからコンクリートにぶつかる夢を見てる


貴方は雨は嫌いじゃないわなんて
綺麗な顔で笑いかけて呟くから
僕はやっぱり雨が嫌いです
僕には無いから、大嫌いなのです




「雨は嫌いです」