2012-04-06 ■ それは最早けだものだったのに 美しい少女の皮をかぶってしまって 月夜の晩に泣きながら 湖に映る自分は踊ってる 殺意の連続が摩耗されて くたくたになった僕は見つける そのけだものの愛に 首筋を齧られたなら熱っぽい 魘されたのは邂逅の馬鹿野郎 猟奇的に人は恋に堕ちて 肌をなぞる血液を掬って撫でる それで救われるのって吐き気がするよ 君はきっと何も分かってないって だけど僕は知る事が出来たんだ 夕暮れが次の僕を呼びだしてくるよ もう二度と戻れない野生の心で死ぬの 「野生の心」