ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


それは最早けだものだったのに
美しい少女の皮をかぶってしまって
月夜の晩に泣きながら
湖に映る自分は踊ってる


殺意の連続が摩耗されて
くたくたになった僕は見つける
そのけだものの愛に
首筋を齧られたなら熱っぽい


魘されたのは邂逅の馬鹿野郎
猟奇的に人は恋に堕ちて
肌をなぞる血液を掬って撫でる
それで救われるのって吐き気がするよ


君はきっと何も分かってないって
だけど僕は知る事が出来たんだ
夕暮れが次の僕を呼びだしてくるよ
もう二度と戻れない野生の心で死ぬの




「野生の心」