ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


僕の心がアメリカンコーヒーで
溶け残る砂糖がきっと貴方
そう考えるとこの恋の終わりも
少しは詩的に見えるのかしら


貴方は美しいから縛られることはない
心の移ろいはきっと一つの芸術
僕の恋は信仰に似ている
だって今でもまだ貴方が最後の星に見える


貴方は砂糖細工で固めた羽をはばたいて
沢山の太陽に向かって飛び立っていく
僕には届かない空に身体を滑らせ
涙で濡らす水面にて喉を潤す


貴方の胸にある甘い聖書の
忘れられた一節がきっと僕
そう考えるとこの恋の終わりさえ
いつかは素敵に忘れられるかしら




「清らかな砂糖」