ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


私は貴方を追いかけて
森に迷い込んでしまいました
貴方は憚らずに友達を得て
私は替わりに帰り道を亡くしました


「貴方は笑って戯れる
小鳥や鹿や虫たちと
貴方の手は伸び枝になる
貴方の目は閉じ月になる」


貴方の木陰で揺れながら
私は片腕の狩人になります
貴方に懐くものたち全て
私が撃ち抜き、散かします


「貴方は涙で弔おう
小鳥や鹿や虫たちを
貴方の手は伸び墓になる
貴方の目は閉じ星になる」


事の顛末はいつでも残酷で
事の顛末は何処かのメルヘンです
夜風がお前が悪魔だと囁きます
貴方の声は届いてはくれないのです




「私を狂わせた森」