ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


僕は死にます
僕は爆弾ですから
必ず殺してしまえれば
きっとそれが約束です


喉を衝き刺す炭酸が
時々僕を思い出します
彼は嘘吐きでしたから
仕様のないこともありました


僕を死にます
僕は忌憚ですから
無用な意味が悲しいと
いつか殲滅に求められます


肩に触れた体温が
時々僕をおかしくします
少年は醜さに気付いた後に
そっと指を千切るでしょう


僕に死にます
僕は恋慕ですから
テレビに笑われていても
一途を体に覚えます


他人と言う存在が
時々僕に夢を見せます
あの子は優しい人になりたいと
空から独りで飛び込みました


僕は死にます
僕は悪魔ですから
どうせ失う事ですが
弾けて心に悔しいです


好意と言う名の憶測が
時々僕を理不尽にします
最期の所作は惨めに見えて
思わず世界を閉じこみました




「錆付く末路」