ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


貴方を殺すと言う僕は
不実に満ちて笑うのだ
辛い事があったのと
貴方は知らない風に言う


貴方を守ると言う僕は
透き通る手を手にしてる
悪い事があったのと
貴方は気丈な真似をする


貴方といるよと言う僕は
最後に胸が張り裂けた
悲しい事があったのと
貴方は微笑み夢と舞う


貴方を愛すという僕は
精一杯に泣いたのだ
寂しい事があったのと
貴方は嘘吐く白い花




「貴方は誰かのものになる」