ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


また癇癪の朝がやってきて
一人きりで食器の割れる音をする
苦しくないニュースを探しています
テレビジョンは誰かに正直で


思い出すのは空を飛ぶ夢
それはつまり落ちる夢
切り裂かれた悲鳴の夢
最期はいつも同じ場所


兎は皮を剥がれて跳ねて
血抜きのされた肉が靡いてきます
痛まない女の子を探しているのに
メルヘンチックな生傷だらけ


思い出すのは色溢るる夢
それはつまり空っぽの夢
誰も愛す事のない夢
最期はいつも知らぬ場所


残虐ねずみがやってくる
空色ミミズが見つけ出す
ミジンコ絵画が僕を見る
切ない子供に殺される




タナトスのようなもの」