ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


哀愁というものが、
撫でる猫が、優しい
何処かの夜目の彼女は
如何せん、目には映らない


心臓というものが、
色の傷跡が、優しい
手首に走る思惑の彼は
如何せん、耳には聞こえない


わたくしは生きる死人であり
わたくしは消える死体である
わたくしにはたった一つの命もなく
わたくしは無限の毒を駆ける


貴方というものが、
痛んだ映像が、優しい
最後に夢を映す貴方は
如何せん、指には触れられない




「三つの優しさ」