ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


様々な苦難が僕に成し
呼吸に帰納する聖体となる
幸福に感謝するその手前で
彼女が髪を撫でている


始まるのは演説
賛同を垣間見る戯言


精神に於いて不自由な僕は
主観的幸福で色を得る
ああ、惨めに優しく情感に


物を想って復讐をするのだ
夢に乱れて害悪を知るのだ
命を美しく想う病気に違いない
不用意な精神狂言自殺に満ちている
僕はもう、脳髄を傷つける隣人などいらない


「それは悲しい事だったの」





「部屋の中、バラバラ」