ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


透き通る映像が音を立てる
月の夜にけだものはいない
忘れない思い出がピカピカ
良心にほだされた手紙たち


悲しみを大切に撫でている彼女へ
星たちとくるくる踊る彼女へ
未来を過去だと微笑む彼女へ
返事を待つのを待ち侘びた彼女へ


彼女は恋慕と仲がよい
おしゃべりしたくて泣いたふり
彼女は情愛と夢を見る
一緒にいたくて拗ねたふり


静かな波が流れ星に触る
貝殻たちが海を反響させる
彼女はいつまでも風景になる
僕は流れた滴、ラブレター




「海の星の手紙」