ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


感傷じみた名前もない平行線には
決めてしまった僕が微笑みがちです
魂は踏み切りの行方を探してる
金属製の赤が僕を交互に照らす頃には
早くここから抜け出さないと、と思う


さようならいい夢でした
何より美しかったのです


自愛された凶器である車両には
様々な群集が隠されている
ビニール袋が線路に遊ばれている
遠い蛍光灯が影を少し綺麗にする頃には
早くここから抜け出さないと、と思う


さようならいい夢でした
何より優しかったのです


物語の夜風は涼しさの透明で
夢見がちな僕はもう崩れてしまったよ
対向車線に愛の手と底抜けの感性を
詩人の死体などは直ぐに忘れられるさ
とうに抜け出して優しい轟音との一瞬


さようならいい夢でした
本当に本当に好きでした




「プラットホームの夢」