ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


匿名の地雷原で
少女は踊る、踊るよ踊る
もう間違いのないように、と
一瞬が永遠に引き伸ばされる


彼女は無機質に死ぬのだろう
彼女の頭の美しいスクリーン
其れすらここでは金属だった
踊るよ踊る、踊るよ踊る


情緒の砂埃が彼女を不在にさせる
それは酸素のように彼女を閉じ込める
僕は想像における悲惨を練習する
どの部位が踊り、どの部位が死んだのか


そして音楽が途切れた映画になり
僕は彼女に届かない世界の一つになる
存在とはこうも身勝手な事象だった事を知り
僕はベッドで太陽の死と待ち合わせをした




「銀色の空と灰色の戦場」