ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


寂しさに負けた夜は
神経に気が取られてしまう
誰彼の願いは保護膜ばかりとらえ
僕の傷ばかりを知ることになった


命に及ぶ説明は知らない
ただ、胸には高揚が灯らない
しかしなお気丈さを振舞える貴方がいて
僕は真似が出来ないいびつな子供


いつからこんなにも傷ついたのか
暗く束縛を好むこの部屋では
僕の視界はすぐに価値を失うが
其れは好都合と気ままに笑う貴方がいる


認識における恋心を強く帯びた言論
高速に発達する言葉遊びの中で
いつまでも僕は貴方が全てだったし
それ以外の僕が作る夜なんて味気ないだけ


確かに僕の心は砕けてしまった
もう元に戻らぬ自尊心の悪夢
絶望が僕の頭蓋骨をノックする
僕の手足は意味もなさずに傷ついていく


だけど、もうそんな夜は終わり
僕はついには夢を甘んずる神様になれる
夜も朝も忘れる事のない体を持ち
長い夢を背にした雄弁さにただ誓う




「頭蓋骨の情緒」