ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


詩によって僕は生気を養い
心の塊を静かに溶かしている
その暖かな珈琲を飲み干して
注意深く煙草の火をつける


さあ、煙は行き届いた
孤独や神経など燃やしてしまおう
唐突に僕はシルエットに変わり
電子ピアノが悲しいと呟く


散りばめられた引用をご覧
皆それぞれがついには羽を広げた
僕の体から飛び立った其れは
星を彩る気流へと変わるよ


この吐き気を忘れない気管にさようなら
震えて泣いている僕は嘘になる
僕のシルエットは青く白い内臓になり
其れを知る貴方の手助けになる


寂しいなど言えないままで在りたかった
僕はありのままの僕で在り続けて
不安をかき消すものなどなく
その一人が骨まで温度を奪います


空想の中の僕たちは、はにかんでいる
母の胸の中で、父の手のひらの下で
不意に乱れて息がバラバラになる
ただ、僕は其れでも欲しかったもの




「孤立して後」