ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


強さが乖離した女性像に
惑わされている彼をご覧
あんなにも高くなった木々たちに
自分の姿を見ているよ
彼の頭をおかしくさせた
理由の意味を私は知りたい


分裂した毎日に忙しい
負けず嫌いな彼女をご覧
あんなにも高かった宝石まで
噛り付いては泣いているよ
彼女の頭をおかしくさせた
理由の意味を私は知りたい


あの子供達をご覧
頭がおかしくなってしまったよ
あの優しい女の子まで
頭がおかしくなってしまったよ


木々の囁きもおかしくなった
宝石の輝きも信用できない
子供達は酷く笑いすぎていて
女の子は殺されてしまった


そして彗星は私になった
だから私は一人になった




「無題4」