ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


内臓が分裂する
という話が最近
巷で流れていて
心穏やかではないなと
僕はぼんやりと思っていたら
誰もが薄気味悪い顔で
其れをまじめに語る振りをして
本当は頭の中では単純に
命の美しさやら人間性の誇示などを
ドラマティックに展開しているのを垣間見
僕はこっそり泣いた振りをします


帰納する為に
方法論を論じて
口説き文句を同時に
並行して話す男がいて
彼は口癖のように技術が
腐ってしまうから連続性を持つ
と意地を張っていてばかりいたので
煙草を吸ってばかりの僕を咎めてしまい
随分とお叱りを受けたそうですから
今日は少しだけ優しく貴方を抱きしめます


頭の好い人が好い
貴方のようならなお
その様に素晴らしくな
感性やら才能やらをして
僕の惑いを解き放ってくれるが
真実をその様に突きつけられて
僕の喉は時折鋭い発熱を起こすので
どうか貴方の唇で其れを咥え
母の墓の裏に隠してはくれないだろうか


お膳立てした後の
人々の掛買いの無い
美しさとか素晴らしさ
その権威のような貴方
失うものは何もないと言い
僕の体中を包み込む細やかな
貴方においては随分と日常で元気ですので
変わらぬ人々の連鎖状のアレコレを
慈しむと言い放ち僕は随分とガンバッテいますよ




「貴方が元気変わりなくいるので、僕はとても幸せです」