ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


こんなはるのはじめあたりに
ひとびとのゆううつをだいべんするかのように
むずかしいかおをしているあなたの
そばにいるわたし


ときどきおもいついたようにじぶんをせめ
おしだまってはこわくなっておびえて
きがむいたらわるいひとにやさしくするあなたの
そばにいるあたし


いろいろへたくそだからってじぶんをきらいになって
だけどきれいなものがとてもすきでないちゃったりして
ときどきまじめなかおしてぐるぐるしたものをかいているあなたの
そばにいるあたし


だれかにすかれるといつもどぎまぎしてるくせに
いつもわるいほうこうにかんがえてかんがえて
すきだっていうとまるでおこられるとかんちがいしてるあなたの
そばにいるあたし


すきなものにはやっぱりえいきょうされて
だけどじぶんをもっていたいってふあんになって
しぜんなことなのにね、だめだだめだばかりいっているあなたの
そばにいるあたし


いつだってきょくたん いつだってきょくたんだよ
まるでそうじゃなきゃはりさけちゃうみたい
だけどけっしてだれかをどなったりしないあなたの
そばにいるあたし


おおきなこえではいえないけれど
じつはほんのちょっとだけじぶんのことがすきだったりして
だけどそれがすごくはずかしいことだとおもっているあなたの
そばにいるあたし


そばにいるあたしは
そばにいてしあわせ
そばにいるあたしは
あなたといてしあわせだよ?




「そばにいるあたし」