ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


ぼくはゆめでひとをころしたから
ばらばらにしてれいぞうこにいれて
とつぜんきりさいたそのどうろにあるけつえきを
あすふぁるとにむけてずっとほーすでながしたけれど
おもうようにはながれてはくれなくて
おもくにぶく ちはただよってばかりで
べつにぼくはじぶんがひとをころしたことがばれたくないのではなくて
ただきれいにしたいだけなのに
べつにどろどろしているわけじゃないよ
ただぼくがひとをころしてしまったとき
あんまりおもいをこめずにただころしてしまったばかりに
そのひとのたいせつなあいじょうがとけずにのこって
こんなにもほーすのみずがたくさんきれいなままながれてしまう
あすふぁるとはまっくろになってしまって
ぼくのてもかじかんでしまって
あしもぐしょぐしょでつめたくて
おもわずはなみずがたれたりしたもんだから
みずをとめてかいだんをかけあがり
れいぞうこのばらばらのしたいをとりだして
そのぞうけいにぼくがこいにおちてどぎまぎしてしまったとき
やっとぼくはひとをころしてしまうようなにんげんなんだときづき
とてもなみだがでたのです




「ひとごろし」