ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


奥底にある
淑やかさに
キャラメル一粒
舐めて毎日
やり過ごしたと思ったのに
僕はまだこんなにも不誠実だから
愛していると言う


僕の胸に
泣いていると
君を大切に想う
想い毎日
其れが全てだと知っていたのに
僕はまだ恐れてばかりだから
ロマンティックと泣く


取り戻した
命に
病はそ知らぬ
その先に


寝すぎる寝てる
僕の身体よ
その搾取されし時間の中に
ほんの少しの優しさ
二度とも見つからずにいようかと
僕はまだこうして縮こまっているから
白濁に悲しみを知る




「白濁された体液」