2007-11-05 ■ その夜に 呟く 声 それはただ 僕の居所をどうにかして見つけ出そうとする貴方と 僕 見つめ触れ、抱き寄せ集め、命からがら、この星、と月 ひきつけを起こすから 起こす そして この胸の高鳴りは なんと浅ましく、しかし潔く乱れ溢れ 漸く消え 静まり 声 いずれまた いずれ そして 夜として高級に僕、私の誰彼に届く 「一人流す夜」