ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


食べ続ける。

談笑の後
僕の君とで考えてみる
沈黙の後
僕は一人思い悩む


格好いい言葉に騙されない
若しくは本質を見くびったりしない
伝達の内実に負けず
月を友人と片割れに想い
分かり難いとは言われず
醜く


疣にやられて
痛みばかり先行するかな
飽食につきて
余りにも尊い生命なりて



考えて書くのはやめたい
技巧を凝らしたくなどない
外傷を得ず
人になり落ちたことを意識するけども
それに負ける?
確かな日々は愛情の加担にて
ああ、眩しい
独述のみに生きてきた
只只


知識は及ばず
近くで何も何も僕を見ない
ああ
飽食は空腹を満たすことなどない
足りない、足りない





「ヘルベティカの隣で食らう」