ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


感傷の友人は空を飛ぶ。

「意味さえ持たないわ」
「いや、今丁度売り物になってしまったよ」
「ならばなぜ」
「あなたはきっとそんな僕がつまらないだろ。そう信じていたから」
「苦しいとかそういう事をねぎらう?」
「そう先の事ばかり言わないで。ただここにいたらそれで」
「あまり苦い顔しないで、ね」
「僕の両足は? 僕の眼球は? 足りないなら言ってよ」
「あなたはね。」
「それならばそっと夢の中へ運び出して欲しい、遠く遠くどこまでも」
「いつだってそうやって現実を事実を彼と照らし合わせてばかり。見えないなら見えないって言えばいいのに」
「賢さを失った後、僕は海になるんだ」
「そうね」
「優しさが根絶した後、僕は指になるんだ」
「そう」
「僕が居なくなった後、あなたは何になるの?」
「息が続くまで、両手が無くなるまで踊る人になるわ」
「素敵だ。見てみたかったな」
「あなたが相手よ」
「ありがとう、辛くない」
「夢のように一人」
「ありがとう」




「会話7」