ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


続かないのは

我等が苦悩に満ちていることが証明しているではないか。
それが苦境のかなたにしか存在しないことを。








そう、リアリズム
確かに僕は何度も気が狂いそうになる
其れは例えば目の前で細い糸が耐え切れぬとつぶやいた瞬間
もしくは認識の上で夢と現実が世界を凌駕した瞬間
何度でも気が狂うと錯覚するのだ
その錯覚は余りに瞬間的であるが故
其れまで興味なさそうに見つめていた者達は一向に気づかない
だが僕がコウヤッテ飄々と断定しているため
僕は確かに気が狂いそうになっているのだと思う


そう、リアリズム
僕は飽くまで博愛主義者だと述べておく
人の悪意や不誠実にさえ理由や環境を重ね合わせ
社会的罪や非人道的倫理にさえ其の原因を逐一考察す
詰りは全ての他に対する最大限の歩み寄りであり
また他への特別視愛情表現の放棄でも在る
其れは持論という者を持ちえた者には見えない非選択の先と理解している
しかし正しさと共に生きる息苦しさに嫌悪を抱くゆえ
僕はもはや博愛主義者と述べてしまい何もかも諦観する



どうして生きてしまったのか
世界を分析することで何を得るか
何における正しさを最も尊重するべきか
世界を自分を定義することの悪意とは
児童の時のような考えを誇示し続けた末路とは
そして今一瞬の間に滅びたこの物達とは
それらの疑問を投げかけた時点で
溢れかえって暗闇に色がついてしまう
踊り狂った太陽が全てを肯定してしまう
重々気をつけなければ
重々気をつけなければ






「リアリズム」