ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


生きるって何なんだ。
不幸だ。
不便だ。
不自由だ。
姿が見えないことに気づけない。
気づけよ。
気づいてくれよ。
お願いしますよ。
お願いだから。
超越してしまった。
いいんだ。
私はそれでも。
私だって。
私だって。
あなたはどうしてそうなの。
何で私は。
私は此処にいるの。
私は不自由なんかじゃない。
消して不幸なんかじゃない。
確かな言葉なんて私にはいえないけれど。
それでも私の感覚はそういっている。
あなたと私はとても近い他人だけれど。
とてもとても近い私だけど。
私たちは全てを信じあえないのね。
私はあなたに声をかけます。
いつまでも私はかけ続けます。
たとえその言葉が耳に入らなくても。
その効力が信じられないくらいあなたがそうあっても。
私は変わらずにいるから。
あなたがどんなに変わり続けようと。
私の位置はいつまでもあなたのそこにいます。
あなたが見つけるまでいます。
あなたが死ぬまでいます。
私は私だから。
残念ながらあなたには一生なれないから。
私は。
生きるという言葉を発せ無いから。










ガタガタガタと
立てる間はいいけれど
ほらもう
見送ってる場合じゃなかったね


飛んでゆこう
飛んでゆこう
大きく身体を振りきって
飛んでゆこう
飛んでゆこう
飛んでゆこう


ガタガタガタ
意味もなく続くよ
今安心したでしょ
心からそう思ったんでしょ


飛んでゆこう
飛んでゆこう
飛んでゆこう
飛んでゆこう
飛んでゆこう
飛んでゆこう


あーあ、ドン
空高く飛び散って
一瞬の出来事
そんな風に片付けられる


あーあ、ドンドン
面白おかしく
いきましょいこうよ
まだましだと思うのはまだ早い




「夕間暮れ」