ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


いや

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。
何が何に。
不可解なまま過ぎていくのか。
もう嫌だ。
これ以上。
お願いだから。
終わらせてくれ。
地獄になど行きたくない。
完全な停止を望む。
今この瞬間だって。
鼓動が僕を襲う。
怖い。













兎は草食だったはずなのに
痛い
左耳をくわえていく犬
なんなんだ
やめて欲しい
そればかり


いつものように
落ち着く手段を探そうと
でももう色褪せて
水滴はこぼれだし
言い過ぎではない


壊せと命令
限りなく実行
傷が足りない
来る
来るな


ああ
ただ上ばかり覗き
ふと震えて
ああ
何度も殺されそうに




「エム」