ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


あなた

離れないわ。
離れない。


切り取り、切り取られ。
悲しみは渦の中で静かに動く。
目の前を飾っても透明。
昔聞いた子守唄はこんなに胸に響くのか。


好きなもの。
煙草。違う気がする。
炭酸飲料。おなかいっぱい。
ある程度の欲望が満たされてしまったら僕の中では全て不要なもの。
人に。
誰かにとって特別な人になれるということ。
云々。


そんな言葉かけてもらいたかったな。


私。
あなた。
私は。
目の前にいるあなたを。
僕を。


詩。




閉じ込めるあらゆる手段に
何かが
やめてしまったのか
血色の悪い
彼らや


膿んでいく
閉ざされる
だれかれの言葉が耳につく
笑いを浮かべてしまう
意味の無いやり取り


皆無という手段
求め続ける
このそそり立つ活動に
意味に
やめたいと呟けど




「惰弱極み」