ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


さて

あいもかわらず淡々と堕落しております。
凡庸だなぁ。
やはり選ばれなければいけないようで。
相変わらず体中をかきむしっていますが、よく分からない感じに暑くなっているので、どうにかしたいと思っています。
稚拙な子供ですいません。
痛々しさの連続にはいまだ慣れません。
人と関係を持とうとするのは予想外に困難です。
まずは僕を殺さなければなりません。


皮が全てずるずると剥がれ落ちています。
全てをむき出して消滅するのはとても可笑しい。
欲望だけはたくましく僕の中で生き抜いています。
なんというか救いようが無いです。
ピエロです。
この言動で笑わせられるだけまだ優秀なのかしら。


それにしても書けない。
もはや詩かどうかも危うい。
やはり感性の張り巡らされた優れた人間でしか。
人の心は動かせないようです。




例えば僕の身体が
誰かの中にうずくまるとして
いつの間にか転調された
思考の姿に僕は悲しむ


例えば今ある選択肢
それが明確に見えたとして
砕けた僕はその五年
五年の歳月に呪うだろう


例えば憂色な君までも
空と変わりなくなってしまうなら
なんと寒さが沁みるだろう
雨の中でも固まらず




「接続手段」