ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


涙と

たくさんのものを見てきた。
すばらしいものを見てきた。
そして僕はそれらに倣い、何かをしたいと思い続ける。
何かを伝えたい。
それだけなのに。
うまくいかない。


体のだるさは抜けない。
言葉が成り立たない。
どうしよう。


何も考えてないのかな。
結局この世界で僕は何を働きかけることもできないのかな。
辛いな。
辛いよ。


少しでも。
体のだるさは熱に変わっていく。
詩を。
書きたいんだ僕は。




ただ、込上げてくる
胸の奥の光熱
四十八の世界
一つだけのあなた


思い出は忘れないから
光だけが越えて
赤い欠片鳴いて
線は細く伸びて


星空は綺麗すぎて
惚れてまたも別れ
何か響く世界
だから瞑り、そして




「此処と星」