ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


かくことがとても困難だ。
でも少しずつ見えてきているような気がする。
つまりは人に理解されないと意味がないということ。
僕はまだそれにしたがっている。
しかしそれでいいんだろうか。
僕はまだ何か吐き出しきれてない気がする。
自由になる。
もっと自分の形を崩さないように。
ありのままに。


詩。




破壊された
僕は今破壊された
そしてつながった
今大衆に介されている
それはとても
それは


何をいいたいかももはや見えなくなってしまった
何がしたいかなど最初からなかったような気もする
壊れても
そんなことばかり考えている


ほら両腕は切断されている
視界は真っ赤に腫れている
何よりさっき交わした言葉が
僕の衝動だ


剃刀だって見つけたさ
でももうおそい
もうないんだ
もう何も
見つからない
見つけられない


なんて世界だ
こんなに僕を笑っている
笑わないでくれ
責めないで
それだけ


弱いから
それにしがみついて
泥沼だと
最近思った


僕の右足がないのも
僕のせいだと
泥沼だと
夢は現実になってくれない


早く
完全なる不自由が
ほしい




「電子音響き」