ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


今更、だ

何もかも今更。
今の僕にはもはや説得力もない。
自分を愛せとか。
もっと頑張れとか。
負けるなとか。
逃げるなとか。
明るくなれとか。
散々考えたんだ。
散々そんな事を考えた上でこれなんだ。
なんで。
なんでだれもそれを知ってくれようとしないんだろう。
何で僕を誰も認めてくれないんだろう……。


僕が人と関わる時は二つ。
道化的行動と自己嫌悪を伴う他人への崇拝。
後者はもはや誰にも受け入れてもらえない。
前者は疲れるがある程度受け入れられる。
しかし、道化は所詮もっとも深い部分まで分かり合える事がない。
観客と道化はいつだって違う世界にいるから。
隣にいれば唯の迷惑な狂人だから。


僕はもはや。
助けて。
このドロをすくって僕を。
もう見えなくなりそう。
僕はまだ無理をして生きなきゃいけないんですか。
人を殺したバツですか。
殺すことさえなかったら僕は今頃。
罪は何でこんなに酷いものなんだろう。
楽にさせてくれないんだろう。
人殺しは人殺しらしく、狂った振りして笑って人を傷つければいいんだろうな。
ははは。実践してるよ。
こんなにも嫌いな人間をいたぶるのがたまらなく好きじゃないか。
こんなにも醜い。
醜い。
醜い。
醜い。


しししs。
詩。




黒く溶かしたチョコレート
ナイフを入れてかき回し
グラニウ糖をまた入れて
固まらなくて諦める
甘い甘いチョコレート
ナイフは錆びて回すだけ
水に溶けたら透明で
刻んだ枝を添えました
チョコレートチョコレート
錆びてはいても鋭いな
無味無臭で入れるだけ無駄
終には何にも入れられず




題して「甘いお菓子」です。
それでは。