ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


さよなら今日

今日はおしまいさようなら。
僕はきっと脳のどこかに障害がある。
社会に適応できる程度まで。
不謹慎だ。
不謹慎はなはだしい。
だけど本当にそう思う。
僕の言動を冷静に見るとそう思わざるを得ない。
気持ち悪い。
本当に不謹慎なのに。
でもやっぱりそう思う。
足りない。
僕には決定的なものが何か足りない。


穴を開けたいな。体に。
さて詩。
僕より先に消えないでほしい。




静寂
どこまでも静寂
見渡す青い空
時々白い雲
海は草原と等しく
地平線は色で縁取る


この大地
どこまでも聳え伏す
影となるものもない
日照りを防ぎようもない
目の前にある黒い波
地平線まで伸びゆき消える


棒が一つ
倒れこむように落ちる
何一つ景色は変わらず
何一つ流れは淀まず
水分を奪い線と化す
地平線の先は見えない




題して「尊大な世界」です。
それでは。