何もかも投げ捨ててしまいたい。
いっそのこと閉じ込めてください、
何もしたくないし考えたくもない。
一体僕に何を期待してるんですか?
僕には何もできないんですよ。
気づいてください。
僕は何にも変われないんですよ。
あきらめてください。
僕が悪いことをし過ぎたせいだ。
僕がこんなにもひどいことばかりやってきたから。
僕がこんなにも人を傷つけてばかり来たから。
僕がこんなにも人を殺して来たから。
僕がこんなにも馬鹿だったから。
僕がこんなにも非力だったから。
だからみんなが責めるんです。
責めないのが僕にとっての何よりの痛みなのを知っているから。
責めてるんです。
ひとりぼっちだ。
本当に僕は今ひとりぼっちになってしまった。
期待してるのは僕ばっかりだった。
何かしてもらおうとあがいているのはいつだって僕だった。
じゃあ僕はなんで生きようとしてるんですか。
僕は一体何のために自分を創ってここまできたんですか。
何もやりたくない。
何も考えたくない。
何もしたくない。
何もない。
いつになったら役に立たない物は消えてくれるんでしょうか。
もう求められる物も求める物もない。
ただひとりすわっているだけ。
それだけにしてください。
ほっといてください。
関わらないで。
見ないで。
声をかけないで。
よかったら消して。
何もかも消して。
なかったことに。
僕なんてなかったことに。
そして世界は変わらず動くんだから。
詩だって。
必要のない物なのに。
独りになる
痛みばかり
気持ちいいこと
自傷自嘲
独りになる
痛みばかり
おしまいバイバイ
後ろから呼び止め
独りになる
痛みばかり
なれた仲間はずれ
慣れた役立たず
独りになる
痛みばかり
暗転夕暮れ
何も聞こうとせず
「破壊衝動右腕一人」