ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


愛情

僕は僕の事を嫌いだけど。
そんな僕ですら必要としてくれる人がいるのなら。
あるいは僕は心の底から穏やかになれそうな気がする。


泣きそうな人がいるのなら。
その気持ちを汲み取って僕の元へ。
辛い人がいる夜は。
月の明かりすら届かなくて。
掬い取ってしまえればいいのに。


そんな詩を。
書きたいのに……。




信じずじまいの神様に
言いたい事はないけれど
傷に耐えてるあの人を
非力なものにしないでよ


恵まれているこの僕が
甘えに溺れて今になる
苦しむ人を救ってよ
もう僕なんていいからさ


人が死ぬのが哀しくて
歪んだ人を抱きしめる
苦しむ姿が苦しくて
涙が空で雨になる


日々を思って綻んで
夢も希望もいらないよ
嬉しい姿が溢れたら
涙が空で雨になる




題して「星の雲」です。
それでは。