ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


眠れない

そして現実はまどろみをおびていく。
おびえている?
覚えている?
常軌を逸して、その先に何が見えるというのだ。
ぼくは今ここにいるというのに。
詩。




朽ち果てた自己を
意識した時点で
結末は地獄
藁にさえ牙向ける状況


当然のようなこの黒
赤々と照らすは暴動
増強された左腕に
尖らずに光る爪指輪


ただならぬ岸辺
森が焦げ臭いなら
結末は地獄
おのおのを信じずに潰し飛ぶ


対比させればこの白
所詮は並べたハリボテ
歪んだ色の右目までは
収束されるとただ云々


無残潰れ僕
笑い声が耳を這うなら
結末は地獄
薄汚く罪深きに立ちくらみ


語呂をうんざりと
僕はもはや僕ではなく
存在の対象も轟々と
ただ笑えばそれで
外を歩くな
音に縛られ
畜生
願望衝動
人生芝居
性のためだけに抱いて
自分だけにむさぼる
自由だ
痛みだ
囀る鳥を
食らう僕を




題して「ハッカ」です。
それでは。