ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


暖かく

現実は見えない。
だけどそれでいい。
このままでいい。


このまま。
このままで。
ずっと。


そして今。
平穏が。
詩が。




諦観の前に佇んで
聳え立つよな不可能に
心も痛みもやられたけれど
それでも僕は日々想う
それでも胸まで綻んで


真珠のようなブローチに
心のようなカスミ草
例えば丘を越えようならば
何にも怖くはありません
何にも辛くはありません


星のない空
月さえ見えず
ただ泣きくれど
ただ死ねど
はたして人は想いまで
失うものと言えますか


夜空に映る温もりよ
どうか純潔赤のよに
そばで想いが芽吹いたならば
もしくは悲しい今でさえ
もしくはこんな想いでさえも





題して「それがうれしい」です。
それでは。