ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


半分笑い

本心は。
いったいなんでしょう。


人にすかれようとしてなったのかな。
それともただの虚勢かしら。
小さい頃の癖。
明るさしかもっていなかった頃の。


今の僕を見たらびっくりするだろう。
でも今の僕のほうがまだましだ。
何も考えていないよりは。
平気だったよりは。
足りない力と。
何。


私は笑っている。
彼女は笑っている。
僕のとき。
僕の場合。


詩。




重なった
沈黙によって
投げかけられた
その後に


砕かれた
想い煩いが
自らの手にあった
その後に


素直だと
傲慢が付きまとうと
笑おうとしていた
その後に


透明な季節はやってくる
透明な季節はやってくる


この森を
誰も彼もが罵倒して
非難でさえも心地良く
そして色づく


この森を
誰も彼もが踏み慣らし
砕け散った破片でさえ
その破片でさえ





題して「五月雨の言葉」です。
それでは。