本心は。
いったいなんでしょう。
人にすかれようとしてなったのかな。
それともただの虚勢かしら。
小さい頃の癖。
明るさしかもっていなかった頃の。
今の僕を見たらびっくりするだろう。
でも今の僕のほうがまだましだ。
何も考えていないよりは。
平気だったよりは。
足りない力と。
何。
私は笑っている。
彼女は笑っている。
僕のとき。
僕の場合。
詩。
重なった
沈黙によって
投げかけられた
その後に
砕かれた
想い煩いが
自らの手にあった
その後に
素直だと
傲慢が付きまとうと
笑おうとしていた
その後に
透明な季節はやってくる
透明な季節はやってくる
この森を
誰も彼もが罵倒して
非難でさえも心地良く
そして色づく
この森を
誰も彼もが踏み慣らし
砕け散った破片でさえ
その破片でさえ
題して「五月雨の言葉」です。
それでは。