ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


美しい

幻想のよう。
素直になろう。
詩を。




元々愛されはしないだろうと
分かってしまっている僕に
これ以上の現実への顔向けは
苦痛でしかなかったと今になって思う
描く顔はいつだって目を伏せている
映ってる顔ももう既に滲み出した
光が見えなくなることが何より辛い
だけど今はそれすらどうでもいいと思えてしまって
ただそれだけ


足りないものは何だろうと考えてみても
答えは出ないし出るはずもないんだろう
少女の人形はまっすぐ見つめてくるけれど
人を見つめるような目ではないことに気づけばよかった
煙草の煙に少しむせながらそれでも
紫に帯びてそれを許しうるようになってしまったように
悲しみはいつでも人に嫌われてしまうな
きっとそれはそれで辛いんだろうと思うけれど
もうすぐそこへたどり着く僕にとってはなんでもないことのようだ
別れの挨拶をしてしまおう 少しだけ笑ってみよう
消え行く前の願いなどもう何一つない
ただそれだけ




題して「終笑」です。
それでは。