ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


最高潮

今はもう止められない。
怒りを抱えているのはたちが悪い。
間違いなくあたりを見境なく傷つけるだけのものだから。


ああもう物事を正確に把握できない。
僕もついにこのときが来たのかもしれない。
でもきっと寝て起きたら元に戻ってるんだと思う。
だから書いておこう今のうちに。
そうすれば今の僕が死んで朝を新しい僕が迎えてもきっとここでかろうじて火がついているだろうから。


ああ、今の僕は多分今までないような新しい感覚。
なんだろうこれは。
今までの考えがなんだか若くなったような感じ。
エネルギーというものがちゃんと補給されているような感じ。
なんというか思想的というよりは公衆的な感じ。
どうしてだろううまく言えないけど、
こういう気持ちに頼って生きたほうが幸せな気がする。


さてもうそろそろこの僕ともお別れをしないと。
こんな僕はきっと長続きしないだろうし。
そう望んでいる人のほうがこの世の中には多いような気がする。
だから落としていきます。
詩?
なんていうか違うけど、詩を書きます。





きっと綺麗なものじゃないものばかり
見てきたその代償です
不可解さが丁度いいといわれるこの世界に
文句を言おうとして立ち上がって恥ずかしいと思ったんだ


できれば人を笑わせられる人になりたかった
でも自分が笑わないときっとだめだといわれて
すぐに諦めたような思い出が在る
いやもしかしたらそれは思い出じゃないのかもしれない
夢だったかもしれないし妄想だったかも


さて歩き疲れた後には何もかも見えなくなりそうになるけど
それでもういいと息をついて休んでいる私がいるの
なぜ世界は優しさに満ちないのかしら
そういうことを言う必要もなくなってきたの


名前は酷く大切なものだから
それを背負って生きて生きたいと思います
そして見渡す限りの青空には
思うことを羅列しているだけの日常でさえ
あの頃はまだ綺麗に見えていたんです




題して「揺れている風景」です。
それでは。