少し冷たく生きようとしすぎたみたいです。
氷はすぐに溶けてくれるから、幸せが目に映りそうです。
ありえないことがたくさん身に降り注いでいます。
星が流れておちていきます。
僕は元気です。
本当に元気です。
生きています。
まだまだ生きています。
体の代わりができるものはないんです。
それに気づくのが少し遅かっただけなんです。
人の想いを汲み取ることばかり考えていても大丈夫なんです。
決してあわてなくてもいいんです。
世界にはたくさんの素晴らしいものがあります。
僕は全てを見終わることはできないんです。
だからこそできることがあるんです。
僕が見てきた素晴らしいものを見ていない人のために。
傷ついてしまうことなんて本当に簡単なことなんです。
楽になることも同じくらい簡単です。
だから僕は変わらずいることができるんです。
悲しいことなんて誰が決めたことなんですか。
辛いなんていつ制限されることなんですか。
ただ星は輝いています。
ただ雨が大地を湿らせます。
それだけです。
本当にそれだけなんです。
落し物。
純粋な素晴らしさに感動した夜。
だから落としていくべく落とすもの。
何よりも感動を覚えるものは
賛美歌で在るべきに違いないんだ
私よりも何よりも大切な
称えるという衝動的な共鳴の中で
真っ暗になったこの泉を飛び出して
やっと人事に過ぎゆくものたちを食い止めた
いつかは偉大な幼児の怒りに
魘されて起きる朝も来なくなる
そしてなお大地に流れているいろんなものたちを
全て飲み込んでしまえればいいのにと繰り返す
そうすることでうつむき加減の日常たちも
必要以上を求めなくても平気になってくれるかな
変えられるものなんて結局たかが知れて
訪れることができない幸福もたくさん在るよ
だから何より優しさで作られているこの歌は
不要ささえも支えにして私を救い出していく
つまりはそういう小さな現象たちが
青白く燃えて空気へと変わっていく事
衝動がいつか瞬間的には終わらなくなって
歌は誰の耳にも平等に聞こえるようになって
そして何より私を含めた無力なものが
罪を覚えることに幸せを感じるようになって
題して「相思相愛な空気」です。
嫌いじゃないです。
それでは。