ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


ぼんやりと

景色がなんだか眩しくなっているような気がする。
誰かに感謝されるためならこの命つかいきってもいいような気がした。


不幸なことがあったほうがうまく頭が働くような日常。
肥大化されることがとにかく嫌になる感情。


そういえば生活のずれをそろそろ修正しないとな。
去年の事はもう忘れてしまおう。
この一言がなんだか救いになりそうな気がする。
未来を予想する。
それがあまりに生々しくて嫌になる。


人の気持ちが見えないほうがいいと思う部分と、
常に感じられたほうがいいと願う部分を持っているような気がする。


さて、これからの酷く長くなりそうな時間の中での、
暇つぶしを探そうと思う。
ただそれだけ。


それでは詩でも書きます。
なんというか書きます。


言葉縛りの
日常が
真意をすぐに
隠してしまい
今まで信じ
やった事まで
全て意味なく
崩れていきます


十字路抜けた
夕焼けに
影が静かに
黒く染まって
後ろを歩くと
つぶやき流れ
だけど気持ちは
ここにあります


切なく糸が
綻んで
指に触れてる
鋭い痛み
そして何より
見あげるものは
夜のぼやきと
迫る銀月


題して「ベランダ」です。
それでは。